1960年代後半、『ブリット』に始まり『フレンチ・コネクション』や『バニシング・ポイント』とブームが続いたカー・アクション・ムービーと、『ローズマリーの赤ちゃん』や『エクソシスト』に登場する悪魔の存在、『わらの犬』『悪魔のいけにえ』といった見知らぬ土地の恐怖、そして『ウィッカーマン』や記憶に新しい『ミッドサマー』で我々を震えあがらせたカルト集団の存在を合体させ、エンターテイメントに徹したB級映画の中で＜奇跡＞とも言われる衝撃作『悪魔の追跡』。公開当時は映画評論家たちにも「理屈抜きの快走映画」と言われ大ヒットを記録した本作が、9/1(金)よりリバイバル公開。メインビジュアル、予告編、場面写真が解禁となった。

先日公開されたティザービジュアルから一転、メインビジュアルは不穏に燃え上がるような赤を基調に、主人公たちが目撃するサタニック・カルト教団の教祖の男を中央部に配置。教祖には、しっかりと角も生えている。「奴らは本気だ。決して侮ってはいけない。あなたがいまいるその場所ですでに待ち構えている」とおどろおどろしいコピーが付け加えられている。また、スリル、スピード感たっぷりの予告編も完成。バカンスに出かけた二組の夫婦が目撃するとんでもない儀式と、凄まじい速度で追いかけてくる悪魔軍団の恐怖。割れるガラスや巨大なヘビ…荒々しい襲撃も恐ろしいが、訪れた先で出会う人々の、妙な得
体の知れなさも不気味極まりない。予告編の後半では、本作の大きな魅力の一つであるカー・アクションも垣間見ることができる。名優ピーター・フォンダとウォーレン・オーツ対史上最速の悪魔集団の、息もつかせぬカー・チェイス、アクションの全貌とその迫力はぜひ、劇場で目撃して頂きたい。

■『悪魔の追跡』予告編
合わせて、本作に詰め込まれた様々な要素を切り取った場面写真も解禁。
他に必要なものは何もないほどの、奇跡のB級映画が贈る弩級の戦慄、そして絶望。まだまだ続くバカンスの季節に、スクリーンに蘇る『悪魔の追跡』は、再び我々の脳裏に深いトラウマを刻むことだろう。
9/1(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、有楽町ほか全国順次ロードショー！